ドラクエ映画をみてきました!
とても心に余韻が残る素晴らしい内容でした。


- 冒険心→お母さんを助けようと立ち上がる決意
- 自尊心→ヒロインの選択の場面は特に心に残りました
- 現実世界→視聴者は意表を突かれたであろうラスボスの正体
映画の内容と、現実で映画の教訓をどのように活用していこうか?
僕の一個人の視点ではありますが、本当に良い作品でしたので、書かせていただきます。
ユアストーリーをみようと思った動機


僕は最近アニメの映画をみていて、そこでドラクエの映画の予告が流れていたんですよ。
ドラクエをプレイしたことはないのですが、登場人物達が可愛いのでみにいこうと思いました。
あとは、この映画はラストでどんでん返しがある!と言う情報も入手し、
これは絶対みに行くしかないでしょ!と思い立ち、映画館へいきました。
ドラクエ映画みてきました。
プレイをしたことはなかったのですが、映画よかったです!— nananairu (@nananairu7) August 9, 2019
本当に良かったです!
ゲームの内容を知らないでみたからからも知れませんが、最高でした。
ドラクエの映画のストーリーの概要
詳しいストーリーは映画館で!と言うことで、大まかなあらすじを紹介します。
ネタバレのため、注意してください!
- 主人公(リュカ)の母親(マーサ)がラスボス(ミルドラース)の手先(ゲマ)にさらわれる
- 父親(パパス)と共に助けに行く決意をする
- 父親が途中で離脱し主人公もゲマに捕まり奴隷生活になる
- リュカは王子(ヘンリー)と共に脱出し再出発
- パーティーを揃える過程で結婚し、子供(アルス)が産まれる。
- 天空の勇者はアルスだった!ゲマを倒していざラスボス!
- ここでどんでん返し。勝つのは誰だ?!
だいたいこんな感じです。
特に本作品は結婚や子供の誕生などのライフイベントもたくさんあり、人生観が強い作品だという印象は映画にいく前から持っていました。
しかし、予想以上に人生していました。クラナドのように。
ドラクエの映画よかったなぁ。
ラストの結末で批判もあるようですが僕は好きです。
「これから色んな事を頑張って行こう!」って思える良い作品だと思います!— nananairu (@nananairu7) August 9, 2019
ラストの結末ありきの映画だと僕は思います。
では、最高のラストへと物語が向かうために、あなたがドラクエ映画を最高に楽しめる3つの着眼点を紹介します!
花嫁は誰だ?!勝つのは誰だ!?君は現実が好き。
可愛いヒロイン達
まずお嫁さん候補の2人が可愛いです。
僕はビアンカの気持ちに気づくのはプロポーズを急かす場面でやっとでした。
僕はこの予告のシーンで映画館行きを決意しました笑
ショートヘア素敵です!
結局、リュカはビアンカを選びます。
少年よ、君は正しいと思うよ。
対してもう一人の候補はお姫様のフローラです。
リュカは村を騒がせる騒動をおさめたことで姫との結婚を許されますが、
一度プロポーズをしたのにも関わらず断りますw
しかも、それを行うように仕向けたのはなんとフローラなのです!
フローラはリュカが好きなのにですよ!
ここが本作の大事なポイントです。


結果、フローラは占いババに化けて、真実を分からせる薬を渡します。
それを飲んだリュカは「僕が好きなのはビアンカだ!」と思い立ちビアンカにプロポーズをします。
そして二人には子供ができます。
全てはフローラの相手を思い遣る優しい気持ちがもたらした結果です。
(ラストをみるまではそう思いますよね?笑)
愛のテーマ的な音楽が良かったです。
すぎやまこういちさんの音楽は素敵です。
未来から来たリュカ
物語の目標は(ラスボス戦前までは)魔界の門を閉じることでした。
物語冒頭で、少年時代のリュカは「良いオーブを持っているね!」とあからさまに怪しい青年から声をかけられます。
初見では、こいつラスボスでは?と思うのですが・・・。
実は正体は未来の青年のリュカでした。
このイベントがないとラスボスへの神殿へ向かえないのです。
だって人間がドラゴンに変身するための装置なんですから。
こういった時間が絡むお話は見ていて面白いです!ジョジョ然り。
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スライムの役目
実はところどころに画面に映り込むスライムの存在に注目すると絶対面白いはずです!
このスライムは物語に絡んでくるんだろうとは思っていました。
しかしラスボス戦で貴重な戦力になるなんて・・・w
しかも声が渋かった!
なんと山寺宏一さんが声をあてていました。
山ちゃんはミューツーの逆襲でもミューの声を担当されていて、やっぱ一流ってすごいわ、と思いました。
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では、肝心のラスボス戦について書きます。
ラスボス戦は本作のネタバレなので初見で楽しみたい方はお控えください。
ラスボスはまさかの・・・
ラスボスは魔王ではなくて、魔王に取り付いたコンピュータウイルスでした。


つまりラスボスは、ドラクエをはじめとするゲームを否定する世間の意見だったのです。
ここのどんでん返しに否定的な評価を下す方が多いのは納得できないことではありません。
しかし、賛否が多い映画ほど名作なんだと僕は考えます。
主人公は、ラスボスが繰り出す世界を無にする能力になすすべを無くします。
「俺はウイルスに対抗するワクチンだ!」
冒頭から一緒にいたスライムと共に本当のラスボスを撃破してストーリー(映画)は終了します。
フローラもこの世界の真実を見抜いていたのではないでしょうか?
面白いのは、この仮想現実がゲームの世界だと分かっているのは、表向きには3人です。
- ラスボス
- スライム
- リュカ
しかし、どうもフローラの老婆にまで変装して、「本当の自分に気づいて」的なシーンがひっかかっています。
僕は本作のテーマは、本当の気持ちに気づいて!だと思っています。
その行動は、フローラが自尊心を持っているからこそ、できる行動です。
だからこそ、フローラもこの世界が幻だと分かっていたと思うのです。
その中でリュカはビアンカを選んだ。
リュカは言いました。
「一緒にいて楽しい人が大切なんだ!」
その気持ちは、相手を思い遣る行動をとったフローラの愛をこえました。
僕はこの結末にこそ、本作が感動を呼ぶ映画となっている一因だと思います。
つまり、
- 本当にあなたがしたいこと、
- あなたがやりたいこと、
- あなたが行動したいこと、
その心に蓋をせずに、精一杯生きてみてよ!と言うメッセージを僕はスライム達からいただきました。
素晴らしい映画をありがとうございます。是非ともみていただきたいですね^^b
お読みいただき、ありがとうございます。