体罰という言葉がよくニュースで流れますね。
ここ最近、特に目立つようになりました。


単にニュースで加害者や被害者をみて、
ふむふむと納得するだけだと、いざ自分が巻き込まれた時に大変な思いをします。
そうならないため、また現在体罰などに苦しんでいるあなたへ、対処法などを書いてきます。
体罰は何か?暴力とは違うのか?
体罰とは、いき過ぎた指導です。


暴力とは、単に力を振りかざして相手を物理的に、精神的に傷つけることです。
暴力には常に残忍さが付きまとうのです。
体罰は、そこに「相手の行動を矯正するため」という目的が入ります。
暴力が特に理由なくできてしまうことに対し、体罰には多かれ少なかれ理由があるのです。


体罰問題が難しいのは、次の2つの理由である。
- 体罰は暴力と違って、その行動に相手のためという理由がある場合がある。
- 体罰が暴力でないことの証明や証拠を出すことが難しいことが多い。
現に昨今の日大のアメフト部では上層部のテープなどが明らかになるまでに時間がかかったりしました。
この例からわかるように、なかなか体罰問題は一筋縄ではいきません。
体罰がなぜ起きる2つの理由とは!
体罰が起きる理由は2つあるとニュースを見ていて理解しました!
その理由を世界中の人々が理解してつかんでいただければ、体罰は減っていくと断言します!


体罰が起きる理由は大きく2つある。
- 加害者の思考パターンが特殊
- 被害者との特殊な関係性
これら2つを順に見ていきましょう!
俺は絶対に正しい!
俺が絶対に正しい!
これが全ての体罰を起こす人に共通している思考なのでは??
大体はそういった人は色々な問題を起こすので近づかない方が身のためですよ!
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さて、話を戻します。
先ほどの『俺は絶対に正しい!』には続きがあります。
- 俺が絶対に正しい!
- だからお前を指導してやってるんだ!
- 優しく言っても行動を正さないなら・・・
- こうするまでだッ!
こうやって体罰が起こってしまうのです。


僕が実践している『俺が絶対に正しい!』状態を薄くする方法を伝授します!
数学でいう背理法を使います。
- 俺が絶対に正しい!(と思ってしまった)
- 本当か?(ここで一旦、思考を前頭前野に移す)
- もし絶対に正しい人間がいたら世界は完璧になっているはず!
- そうしたら、不平不満を言う人もいないので平和な世界だ!
- だがしかし!そうではない。
- その理由は、『俺が絶対に正しい!』ということがないからである。
色々と御託を並べてしまいましたが、要は感情を一旦抑えるために抽象度が高い思考に切り替えて怒りを抑えていることがポイントなのです。
ここら辺の話は西田氏の『NO1理論』がとても参考になります。
扁桃体から前頭前野に思考を移すことを意識的に行うことによって、体罰を起こそうとする加害者の心にストップをかけられるのですね!
他人を自分の思い通りに動く操り人形だと思わないで!
先ほどの俺が正しい人間は、傲慢です。
傲慢な人は、よしとして行った命令でも、その根底には、相手を支配しよう!という欲望が渦巻いています。


そこで、無意識の行動を意識的にやめさせる方法があるので紹介します。
苫米地さんの本『洗脳護身術』を参考にアレンジしました!
- 日常の生活で何気なく行っていることをリストアップする
- 例えば歯磨きだとします
- 歯磨きは無意識的に行っている人も多いですが、ここで意識化しようと誓う
- 「今、私は前歯を磨いている」などと自分の行動を客観視していく
- その習慣を繰り返すことによって、計算ミスや無意識的なミスを減らせる!
体罰の問題にも適応可能です!
加害者になりそうな時、相手を無意識に支配しようと思ってしまった時、少しでも相手の心を見ようと意識的に行動していただければそれで良いのです。


俺、危なかったかも?と思ったあなたは、とても良かったと思います。
だってもう絶対に失敗をすることがないのですから。
体罰を受けた人はどうやって心をケアするの?
被害者側のあなたはどうするか?
という問題を最後に考えます。
悪いのは全部アイツだ!と思うのは実は遠回りな解決法です。


思考を放棄する・・・これは体罰以前にヤバイ状態です。
思考を放棄したら、人間はただの動物になってしまうのでね。


- ある程度は仕方がなかったんだ。相手もまずいけど自分にも少しは非があるな。
- 今が一番最低な時期だ。だからもう少ししたら良いことが起きるさ!
人生は不確定な要素が満載です。
不確定だからこそ、嫌なことがあった時には、存分に根拠のない期待をしてしまった方が絶対に吉ですよ!


- 部活をやめたがっている体罰を受けている人、
- 会社で上司から理不尽なことを言われてイラついている人、
- そして友達や恋人づき合いで度が過ぎると感じるあなたには、
上で述べた心が楽になる思考法を実践してもらって、楽しい明日を迎えることができるように願っています。
お読みいただき、ありがとうございます。