ハローワールドという映画をみてきました。
この夏からずっと興味があったので早めに見れて良かったです!
映画『ハローワールド』に行ってきます。
夏の期間から楽しみにしていた映画です!— nananairu (@nananairu7) September 23, 2019
なぜ楽しみにしていたかと言いますと、日本の近未来を描いた作品であるからです。
最近の映画とも合わせてこのHALLOWORLDの魅力を感想として書きたいと思います。
ハローワールドのアニメとしての立ち位置
ハローワールドをはじめとし、今年の夏〜秋に放映された映画はクオリティーが高かったですよね。


僕が今年の夏にみた映画です!
全部アニメですねーw
この中で上映中に泣かされたのは二ノ国です。
命の重さをテーマにした映画でしたので、終盤の終盤は心にグッときました。
-
-
二ノ国の映画で優しい涙が流れます!伝えたい3つのこと(ネタバレ)
続きを見る
名言が多い映画もありました。


偽物が本物に負けるわけない!
このニャースのセリフがずっと心に残っています。
今の時代にいろんな情報が氾濫していますが、それに対する警笛だったのかも知れません。
天気の子が名作なのは僕が書くまでもないですよね笑
そして賛否両道のドラクエ映画です!(僕はラストに賛成です!)
ヒロインが可愛いし最高じゃないですか。
-
-
ドラクエ映画ユアストーリーは本当の自分を取り戻してくれる感動作!
続きを見る
音楽も最高でした!
今回の映画の設定はこのドラクエ映画と近しいものを感じました。


- 時間軸の有無
- 関係性の連続性
時間軸の存在はハローワールドにはあり、ドラクエ映画にはないです。
主人公の関係性は、どの視点に重きを置くかの違いがありました。
- ドラクエ映画→物事に興味を持つという心の存在
- ハローワールド→存在をしている保証という視点
そのため、手に汗握る展開だったのは今回のハローワールドの方です。
では、どういう点に手に汗かいたのかを書いていきますね!
HALLO-WORLDの舞台は京都!魅力的なキャラクターを紹介
ハローワールドの舞台は京都!
ハローワールドの舞台が京都というのが良いですよね。
最新のSF装置を研究していたのは京都大学です。(作中では偽名となっていました。)
今回のような面白い装置は京大は作りそうですよね。


- 歴史の記憶という装置なため、日本で最も歴史に関係がある京都が舞台
- 最後の戦いでの京都駅の階段のシーンはアニメ史に残る名シーンだったから。愛してくれてありがとうのシーンです。
また本というもの自体の抽象化したものが本作のテーマなので、そういう意味でも京都が舞台なのは理解できます。
ハローワールドのキャラクターはとてもシンプルな構図でした!
HALLOWORLDのキャラクターはどこか懐かしさを感じませんでしたか?
その理由は、主要メンバーの大半は声優さんではないというところです。
そのため、どこかリアル感が出たのでしょう。
もちろんいい意味です!
いか、ハローワールドのHPから抜粋させていただきます。
堅書直美
これは俺ではないか!
と多くの主張者が思うであろう、内気な少年です。
僕も彼が登場した時に、「あ!この少年って僕だわw」と思いました。
物語が進むにつれてイケメン化していきます。
カタガキナオミ
主人公の10年後の姿です。
京都大学で研究をしています。
なぜ、この世界にやってきて直美にあれこれ指示を出したのでしょうか?
ここが本作のポイントです。
自分自身に先生!って呼ばれるのってどういう気持ちなんだろう…笑
一行瑠璃
本作のヒロインです。
久々にツインテールが似合うアニメキャラに出会えて私は満足です(暴走)
ふざけるのはこれくらいにして、彼女を救うというテーマで物語は進行します。


ハローワールドのヒロインの魅力とは?
- 初めはツンツンしているが、
- 直美と接しているうちにツンデレ化して、
- 右手の能力で本を再生した時にデレデレ化して、
- しまいにはツン要素がどっかに消えてしまった!
そんな映画です。
微妙に映画本編とシンクロしているのが面白いですよ。
真面目に、ヒロインの心情を追いかけてみてみると本作は本当に面白い結末だと思えます。
では、ネタバレを含みますが、ストーリーや主張性を紹介します。
交際は一人ではできない!ということを教えてくれた映画
一行瑠璃が作中にいうセリフにこんな言葉がありました。
交際は一人ではできないのよ。


告白場所は図書室の中でした。
夕日がさしていて綺麗な演出でしたね。
この時の直美のセリフが本作の鍵になっていたと思います。
だから最後のナオミは…
ハローワールドのストーリー
舞台は京都、過去の歴史を3Dで記憶する装置を得た2027年にある男がやってきます。
カタガキナオミという直美の10年後の姿の青年です。
初めは未来からやってきた?と思いましたが、
実際は、未来の現実からデータ化された過去にやってきたのです。
こういう視点が本当に面白い!と感じます。
その目的は3ヶ月後の落雷の事故からヒロインの瑠璃を守ること。
今思ったのですが瑠璃って地球のことだったんですよね?(ラストが月だから)
そのために直美は物質を生み出す練習をします。
結果、直美は瑠璃を守れたのですが、そのあとに物語が本格化します。
僕「あれ?まだこんなに上映時間残っているけど?」と思った矢先に、瑠璃の意識は未来の瑠璃に行ってしまいます。
さぁ、直美はどうやって未来の瑠璃の意識と瑠璃自身を取り戻すのか?!
続きは劇場で笑
ハローワールドが伝えたかったこと
- エゴから生まれた気持ちは一度は報いを受けます
- 直感には従ってみてはどうでしょう
- 好きならばその人に寄り添いましょう
映画をみた後に僕は歩いて自宅まで帰りました。
その時に頭に残った考えはこの3つでした。
ナオミは彼女と会いたいから過去の直美を利用していた面がありました。
前半部は特にそうで、後半でその報いを受けます。
彼がラストにどうなったのか?これがラスト1秒でひっくり返るという意味です。
序盤で直美はカラスに絡まれます笑
あの時にカラスを追って行かないとナオミと会えませんでした。
また終盤でもカラスは大事な役割を演じます。
直美がカラスについていくべきだ!という直感を信じて行動したからこそ、ラストがハッピーだったのですね。
そして最後に直美のこの心情の変化はお見事でした!
彼女が欲しい→彼女を救いたい→彼女の環境を守りたい
最後の環境という言葉を使ったのはネタバレを避けるためですw
彼女が欲しい!
という動機から始まった物語はどんな結末を迎えるのでしょうか?
- 前向きな気持ちで明日を生きよう!
- 自分にもできることがあるよね!
そう行った晴れ晴れした新しい気持ちに出会うために、
僕はハローワールドを多くの方やあなたに見て欲しいと思います。
お読みいただき、ありがとうございます。