ドラゴンボールの悪役といえば?

フリーザ!
フリーザは悪役としてかなりの知名度となっています。
フリーザ(声優は中尾)は戦闘力のインパクトがすごかった!
私の戦闘力は53万です。
このセリフは当時の読者にとって衝撃だったと思います。
つい最近まで万の単位まで上がったと言うところでの53万は絶望感があった。

そしてアニメでは声優さんの
一度聞いたら「この人!」と言う演技力がすごいですよね!
声優さんは中尾隆聖さん。
バイキンマンの声の方ですね。
中尾さんは声優について書籍を出版されています。
大変であるとともに充実感を感じました。

そしてドラゴンボールZでは
フリーザの最終形態と悟空の戦闘が1億以上の戦闘力同士の戦いになります。

フリーザの各形態の戦闘力を教えてください。
何回か進化していますよね!
第一形態→53万
第二形態→100万以上
第三形態→???
最終形態→6000万
最終形態フルパワー→1億2000万
単位が万から億になったことがヤバさを象徴していますね!
フリーザの色違い?技を使いこなすゴールデンフリーザへ進化!
フリーザは色違いなど結構いますが中でも目を引くのは金色のフリーザです。
ドラゴンボール超の復活のFでは金色に進化しました!
この映画は熱くおすすめです!

ドラゴンボールの魅力は主に2つあると思っています。
1つは、どんどん強くなる敵キャラに魅力があること、
2つは、その敵を乗り越えるためにどうするのかという知恵を働かせる点です。
映画では悪役だったフリーザが、
心を入れ替え??2017年の3月にドラゴンボール超が最終回を迎えました。
超シリーズでもその2点は健在です。
当然フリーザも活躍しその内容に胸が震えました。
世界の設定ではこの世に宇宙は沢山あります。
主人公の悟空たちが住む第7宇宙が他の宇宙よりも強いことが証明できなければ、
その宇宙は消されてしまいます。
具体的には100名近い人数で同じ舞台で戦い、
最後に生き残った選手がどの宇宙か?
により彼らの未来が決定されるという面白い設定です。
物語は終焉近くになり、残った宇宙は第7宇宙と第11宇宙です。
主人公側は悟空・フリーザ・17号で
相手側はジレン(最強)という4名が激突する最終回です。
ジレンの力は圧倒的でかつての宿敵フリーザが全力を出しても叶わず、
悟空が新形態である身勝手の極意を極めても運悪く歯が立たない状況でした。
この時のフリーザの最高の戦闘力は1垓(10の20乗)と言うとんでもない値だという説があります。
最後に残った選手が1つだけ何でも叶う願いを言うことができ、
フリーザの願いは生き返ることでした。
彼は死人として大会に出場していて、
大会出場と引き換えに生き返ることを悟空と約束していました。
当然、悟空が残ったらフリーザの願いは叶えてもらえないかも知れません。
しかし第7宇宙が負ければもう未来は閉ざされます。
もう犬猿の仲である2人が協力しなければ負けが確定している状況で、
フリーザは悟空に次のように言いました。

「私を生き返らせる約束、覚えているでしょうね?」
かつてフリーザは悟空と戦ったとき悟空に見逃されましたが、
後ろを向いて力が抜けた悟空に対して裏切るような行為をしています。
普通に考えたらそのような相手を信じることは難しいですね。
悟空は次のように言いました。
「オメェが裏切らない限り、オラは約束を守る。それはオメェが良く知ってんだろ」
「貴方のそう言うところが嫌いです」
この会話の中に2人の信頼が読み取れます。
フリーザは「必ず悟空が勝ち、自分を復活させてくれる。」
悟空は「フリーザは背後から自分を攻撃せずに共に戦ってくれる」
このシーンは自分は何回も見ていますが、
挿入歌「究極の聖戦」と合せて、心に訴えかけるシーンになっています。

このBGMは神ですよ。

2人はかつての激闘を繰り広げた形態でラスボスのジレンを場外に道ずれにし、
残った17号が第7宇宙であったため主人公側の優勝が決定しました。
フリーザは過去に様々な悪事を行っているため、
善人ではないことは確かです。
彼は仕方なくそうしていたのかも知れません。
(実際そうだったようです)
しかし他人の表面だけを見て相手を判断せずに信頼し合うことの大切さを訴えたこの作品は、
この先ずっと残ると思います。
信頼関係
自分たちは何気なく使用している言葉ですが、
もう一度心の深くで見直そうと思います。
フリーザは部下を持ち育成しながら自身も信頼の大切さを学んでいったのだ。
人間の悩みのほとんどが人間関係からと言われていることからも、
大事にしていきたいと思います。
ドラゴンボールは本当に素晴らしい作品です。
是非とも見てみてください!