ウルトラマンコスモスをご存知でしょうか?
怪獣を倒さずに保護しようとする異色なウルトラマンです。
多分、コスモスを初めて見たあとだと他のウルトラマンを見ることに抵抗が出てきてしまうかもしれませんね。


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ウルトラマンコスモスを見ると優しい気持ちになれる!12話まで紹介
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それが第一幕だとすると、第二幕はカオスヘッダーの脅威ですね。
コスモスは本当に道徳的な作品ですので、あなたにも見ていてだきたいな!と思い紹介をさせていただきます。
touch the fire
ウルトラマンコスモスの特徴は主題歌や挿入歌も素敵だということです。
特に16話で初めて流れた挿入歌『touch the fire』は名曲です。
実はこの曲はコスモスを見始める前から知っていたんですけどねw
このウルトラマンのアルバムに入っていたので聞いていたら、なんだこれめっちゃ格好いいじゃん!ってなったわけです。
ウルトラマンコスモス16話
小学生の不登校をテーマにしたセンセーショナルなこの16話は特に印象に残った回です。
将来の夢は?と浩太は茜に問います。
茜は「鯨と一緒に泳ぎたい!」と言いますが、
「叶わない夢なんて見るなよ。」と浩太に一蹴されてしまいショックで登校拒否になってしまいました。
少女は深層心理の鯨を空に幻として出現させてしまいました。
しかしそこにカオスヘッダーが取り付いて幻が実体化、周囲の人達に被害を拡大させていきます。
浩太は悪気があって茜に心無い言葉を行ったのではなく、それを謝りたくて茜の力になろうとします。
同時にムサシも茜の所に合流、二人は絶対に茜を助け出す!と男の誓いをします。
そしてカオスジラークとの対決で流れた挿入歌が『touch the fire』
この曲はコスモスの燃える心を表しているように聞こえます。
最後の決め手は浩太の茜への告白のような形で綺麗に終わりました。
こういう青春っぽい場面を挟んできてくれるので、僕たちは見ていて爽快な気分を味わえるのです笑
ウルトラマンコスモスでは科学の設定がリアルで物語として素晴らしい!
2020年ですね、もうすぐ。
ウルトラマンコスモスは約20年前に製作されましたが、ストーリーの中では結構現在だとリアルに起こり得る話なのでは?というものもあります。
ウルトラマンコスモス17話
宇宙人ギギは、人間を見つけ次第、謎のビームで撃っていきます。
それを知って駆けつけたムサシ達eyesはギギのアジトへと向かいます。
ギギ達の目的は自分たちの住処の面積が縮小してきたから地球で生活をしたい!
でも人間もいるから、人間には小型化してもらって暮らしてもらおう、という勝手な言い分です。
コスモスはこれに屈せずに戦闘を開始しました。
ウルトラマンコスモスは戦う大義名分などがあるときは強いですが、
なぜ戦う?!的な状態の時には本来の強さを発揮できずにいるイメージがありますね。
ウルトラマンコスモス13話・14話
宇宙ステーション時の娘の着工時に不慮の事故に遭遇した女性レニのお話です。
当人は自分がすでに生きていないという記憶を失ったまま何者かに生命活動を続けさせられているという設定です。
その張本人はカオスヘッダーでした。
この回では宿敵カオスヘッダーの狡猾さと強大さを痛感させられた回ですね。
- ムサシのレニへの優しい気遣い
- ムサシの組織への反乱
- レニの事実を知った時の同様と受けとめる姿勢
- カオスヘッダーの強さ
- ムサシのコスモス正体バレ
これら5つを2話分に納めた意欲回だと思います!
結果、レニはムサシがコスモスだとバレてしまいますが、綺麗に収まりました。
この回から色々とムサシ=コスモスと匂わせる演出が凝ってきているなぁと見ていて思います。
また、カオスヘッダーが知能を持ち始めている様子が伺えます。
敵キャラが知的な進化を遂げ始めるというウルトラマンはなかなか面白いですよ!
ムサシとアヤノの恋のフラグが立った!
コスモスの第8話でアヤノを夢の世界から救う話があり、
そこでアヤノがムサシを意識したのか?と思いましたが決定打が20話にありました。
そこで20話まで行く前にいくつかステップを踏んで紹介していきますね!
ウルトラマンコスモス19話
アヤノが通りすがりのイケメンのに命を救われて彼に一目惚れしてしまいます。
おかげさまで業務も上の空という恋煩いにかかっています。
しかし実はその男性は人間をにくく思っているミゲロン星人のレダでした。
レダは過去に人間との諍いの中で彼女であるレカを失ってしまいました。
結局はコスモスが倒すのですが、最後の説得はアヤノがしたのです。
復讐は何も産まない!
これは名言ですよね。
決定打は、アヤノに乗り移ったレカの魂がレダの心を動かしたのです。
しかし、彼女の心を知ったアヤノは悲しくて泣いてしまいムサシの胸に飛び込みました。
ムサシはそこら辺はうまくない男性の設定なのでしょうね、アヤノを抱きかかえずに背中に手を軽く添えてなだめていました。
そういえばコスモスのこのモードってコロナモードっていうのですね。
劇中では明かされていないのでなんか知って得した気分です。
のちに日食の効果を得てパワーアップするエクリプスモードなんかも出てきます。
用語が太陽に関係しているのが格好良いですね!
杉浦さんの本名とも関係があったりして。
ウルトラマンコスモス20話
話の大筋よりもアヤノからムサシへの好意が決定的に描かれた話です笑
ムサシがチームeyesでの存在理由を問われる回です。
個人的にはこの回は素晴らしいと思っています。
どこかと言いますと、ムサシがチームeyesを離れるときに廊下にアヤノが待っているんですよ。
アヤノ「本当に行くの?」
ムサシ「みんなが僕を必要としているんだ」
アヤノ「怪獣達もムサシ隊員が必要なんじゃないかな?」
アヤノ「私だって。」
この最後のムサシが行ってしまった後にボソって呟く台詞って、やはり今後の二人の関係性を決定づけるためのフラグだと僕は思っています!
これは見ていて分かりました! https://t.co/3GjAWWQZn1
— nananairu (@nananairu7) September 9, 2019
ウルトラマンコスモスってここら辺の話から、いつも怪獣を自分で倒している訳ではなくなってきます。
それはチームeyesだったり、一般市民だったり、同じ怪獣だったりします。
武力で物事は解決しない、優しさで解決するんだ!というムサシ隊員の精神を見習いたいですね。
コスモスもこれから話が動き出すのでしょうか。
今後ともコスモスの流れに注目ですね!
お読みいただき、ありがとうございます。