書評 色彩検定 雑記

色の意味が理解できるとおしゃれに!色彩検定3級がオススメな理由

2019年5月9日

色の意味が理解できると自分に合った色がわかるので、おしゃれに見えるようになります。

色の意味が理解できると自分を的確に見つめることができるようになるので、人生が好転し出すのです。

これは色が気分をコントロールする性質を持っているためです。

そのような色のことをきちんと勉強するにはどうしたら良いでしょうか?

管理人
色彩検定に挑むことが色を味方につけることにつながります。

色の意味を勉強するということの意味

色を勉強するということは、普通に生活していると意識ができないものです。

色は、普段の生活の中で当たり前に存在することなので、意識を持って理解をしようという気にはなれないのは仕方がないことです。

しかし、色を知ると自分に合った色が分かり個性のアピールを上手にできたりします。

例えば沈んだ気分のときに赤い色の服を着ると気分が高揚する性質を知っていれば、

上手に感情を盛り上げることができたりします。

このようなことから、僕たちが色をきちんと理解し、勉強していくことには意義があるのです。

色の意味を勉強した経験が少ないのは情報が散乱しているから

色を学んだ経験は思い返すと実は少ないのです。

まずはりんごの色などの食べ物の色、そして消防車の色は?などの車の色など、

小さい子が興味を引く事柄から色に興味を持たせたわけです。

年齢が上がると社会に生きるための色の活用例を学びました。

例えば信号の色ですね。

小さい頃にお母さんから「赤は止まれで青は渡っていいよ。黄色は危険だよ。」

と言われた方が多いのではないでしょうか。

この頃から僕たちは、色は生活に寄り添っていると感じ始めたのです。

次に色に触れるのは物理現象としての色です。

これは「もう忘れたわ!」って人もかなり多いのではないでしょうか。

というより、理系ではないサラリーマンは記憶の彼方だと推察します。

理系の方でも思い出せる方は意外に少ないと思います。

実際、高校の物理では、光の波長について勉強し、なぜ空が青いのか?

などを論理的に説明できるように特訓されたはずです。

管理人
物理の本は下記2冊が分かり易すぎて効果が出来すぎて有名です。

後述する色彩検定にも関係があります。

そして大学生や社会人になると、個性の主張という観点で色を見つめ直し始める方も多そうです。

事実、僕も気分を買えたくて黄金のG-SHOCKを購入しました。

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このように社会人を中心に、daigoを始めとする事項啓発の本を参考にパーソナルカラーを勉強したり、

色の持つパワーを学ぼうとする方が増えていると聞きます。

メンタリストのdaigoの『ポジティブ・チェンジ』と言う本にも色は本人の意思や行動原理を変える力があると説かれています。

ウィッグの色選びとかにもめっちゃ役立ちそうな知識ですよね。色の理解って。

しかし、心理学系の本から色の知識を得ることに関してメリットとデメリットがあります。

メリットは、自分の知りたい情報が本のタイトルになっていることが多いので、知りたい情報がピンポイントで選べるということです。

デメリットは、色に関する情報が色んな本に散乱しているため、色を体系的に理解しようとすると複数の本が必要になってしまうことです。

ここで、心理学系の本のメリットを継承しつつ、デメリットである情報の散乱を解決できる方法が唯一あるのです。

それが色彩検定の合格をめざして色彩検定の対策を行っていくことです。

色の意味を勉強するには色彩検定がベスト

色の意味を勉強することが、既存の心理学系の本では難しいということを話しました。

そのベストな対策が色彩検定ということになるのです。

その理由は次の3つです。

  • 色彩検定は3級から1級まであり、簡単な級から順々にステップアップする勉強ができて学習意欲が維持しやすいです。
  • 色彩検定は色の理論と色の実践の2面から問題が出題されるので、色の理解が多面的にできるようになります。
  • 色彩検定は合否の判定で結果がわかるため色彩検定から離れた勉強に対しても学習の加速度が身につきます。

このような理由から、色の意味やイメージを学びたい方に対しては僕は色彩検定はどうですか?と宣伝しています笑

色彩検定について

色彩検定は3級から1級まであります。

色彩検定は1級を除いて年に2回あります。6月と11月です。

1級以外は1次試験のみマークシート方式(3級のみ全部マークシート式)です。

1級のみ2次試験(実技試験)があります。

検定時間・検定料は次の通りです。

  • 色彩検定3級:70分・7000円
  • 色彩検定2級:80分・10000円
  • 色彩検定1級:90分(2次試験90分)・15000円
  • UC級(3級よりも簡単な入門級です。)・6000円

色彩検定は併願が可能なので、効率の良い学習ができますね!

申込期間は受験日の約1ヶ月前までとなっており、受験予定者は注意をしてくださいね

僕は色彩検定3級から受験をして行きます。合格できればいいですね。

色彩検定3級に合格のために使用している参考書

色彩検定3級に合格するために参考書選びはどれでも大丈夫のようです。

しかし、僕の目的は色彩検定3級を通して、色の意味を理解することなので、

色彩検定3級に合格することに加えて、色の意味を理解できるような参考書を選んで買ってきました。

色彩検定3級に合格して、かつ色に関する豊富な知識が頭に残る参考書は、

下記の参考書です。

是非とも色彩検定3級を目指されている方はご参考になさってください。

本書は、色彩検定3級に効率よく合格できる勉強法の提示に加えて、

学習内容が頭に残りやすい構成になっています。

本書は全部で7章に分かれています。正確には1日1章分なので7日分になります。

色彩検定3級に合格するための参考書の使い方は次のようになります。

  • 各章の始めに、必ず理解して欲しいポイントつまり、色彩検定3級に出やすいポイントが整理されています。
  • ここを理解しようと気合いを入れてから、各章の内容をノートにまとめながら進めていく
  • 一度で理解あるいは覚えようとせずに高速で復習を実行していく。(下記参照)
  • 色の慣用名や目の各部位の名称や、下記に記述するような暗記内容などは持ち歩ける用紙に書いて持ち歩いて覚える必要があるが、本書の付録として付いてきている点がポイント高い!

各章の初めのポイントの例はこちらです。

右ページのように、攻略のポイントが事前に示されているため、

独学でも十分に勉強できます。

さらに、本書特有の使い方や勉強の方法も記載されています。

まさに色彩検定3級の受験者にとって至れり尽くせりの内容となっています。

ちなみにですが、高速で復習を繰り返す方法については下記の記事をご参照ください。

具体的な方法論を掲載しました。

色彩検定3級に頻出の内容はこれだ!

色彩検定3級はどのような内容なのでしょうか?

僕もまだ全部は覚えていないのですが、3日間の勉強を経て全体像は掴んだので、

会話相手
そちらのアウトプットも兼ねてご案内します。

色を表す方法

色を表す方法には2種類あり、

萌黄色などの慣用色名のように色を言葉で表す方法と、

下記の図のように、色を数値・記号を用いて表す方法があります。

それを踏まえた上で、色の3属性を確実に覚えます。

色の3属性とは次である。

  1. 色相
  2. 明度
  3. 彩度

そして、61色の慣用色名を確実に覚えます。←まだ覚えきれていません。

例えば、左ページのような色は、カナリア色ですが?などと聞かれます。

ここは初心者には難しい所ですが、

しっかりとできれば確実に色のセンスが身につきます。

モーブとパープルの違いとか微妙すぎて逆に面白い笑

次に、色を数値で表現する方法論として、PCCSを確実に覚えます。

PCCSとは物理で勉強した波長が短い紫から波長が長い赤までをぐるりと円形にしたものです。

そして、色の3属性を空間座標にとった色立体についての理解が問われます。

管理人
ここら辺は数学とかぶるので個人的には最高に面白いです笑

本書には暗記すべきところは確実に暗記ができるような工夫が随所に施されています。

PCCSの配置は、その効果的なアウトプット方法を提示しています。

これは貴重な資料で、本書を特徴付ける点でありますね。

光がつくる色

光は何か?と言う物理的な観点を復習します。高1物理の範囲です。

プリズムなどの理解が問われますが、物理をやった人はノー勉でOK。

暗記が必要な箇所は眼が光を感知して脳に伝えるプロセスです。

ここは結構複雑ですw

あとは混色が出ますね。

加法混色と減法混色です。要は光の3要素のお話を専門的にした感じですね。

例えば、シアンとレッドが光として混ざれば白になるとかの話です。

僕の記録では中学の美術でやったような気がする。

色がもたらす心理的作用

色が人間に与える心理的な効果や視覚効果を覚えます。ここは楽です。

面白いなと思ったのは、太っている人はどんな服を来たら痩せて見えるのか?の答えが本書を勉強すれば確信を持って答えられるようになることです。

配色の調和

色を論理的に理解することで、調和の取れた組み合わせを理解する必要があります。

PCCSを覚えていないと多分この部分は全滅でしょうね。

ここをものにできれば、ファッションセンスが格段にアップすること間違いない!

こんなカラーコーディネートが他人に説明できたり、

気分を変えたいときに、どのような色の服を着れば良いのかが論理的に理解できるようになります。

鍵を握るのはPCCSです。

色彩検定3級の核をなすのはPCCSだと断言できそうです。

この知識を広げて、インテリア、生活環境などのカラーコーディネートの分野にまで、

色の知識の理解は発展して行きます。

ここではファッションとは何か?と言うことを再定義します。

正直、もっと早くに勉強しておけば、高校時代は灰色ではなかったかと思う。

まとめで本書の集中的暗記コーナーを学習すれば多分受かるでしょう。

このように色彩検定3級は人生を、

より、あなたらしく生きるためにあったら良いな!と言う知識を短期集中で得ることができます。

ファッションセンスが身について自信がついたら良い出会いもあるかも知れません。

僕は英検1級と同時進行で色彩検定3級にもチャレンジしようかなと考えています。

ファッションセンスを上げるため、自身の良さを引き出すため、

勉強は、やった分だけ、自分のためになる!

お読みいただき、ありがとうございます。

東大院試でも有効!
  • この記事を書いた人

志田龍太郎

東大修士取得後30代で3000万円を築きセミFIREした元数学教諭(麻布高など指導経験あり)。サイト+SNS運営などに取り組む傍ら英検1級勉強中。数検1級を高3で漢検1級を教諭時代に取得。「成績が向上する勉強法」「ためになった書籍」「目標達成の思考法・生き方」など呟きます。執筆などお仕事依頼などはお問い合わせからお願いします!

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