大河ドラマ『西郷どん』の最終回が放送されました。
色々と感動しました。学べることが多い本作でしたので、忘れないうちに纏めておきます。
主人公はなんと!英検1級保持者
主人公の西郷隆盛を演じた鈴木亮平さんは、英検1級保持者です。
そのため今作は楽しみにしておりました。頭脳派の俳優は演技も熱いと思っているためです。
彼は他に『俺物語』で熱演されています。
本作はゴリラのような男性がイケメンを超えて美人女子と仲良くなる神作です。劇場で何度か爆笑させていただきました。
僕はその印象が強かったため西郷をどう演じるのか楽しみでした。
親友とのバトルの話
一般には西郷隆盛と幼馴染の大久保一蔵とのバトルだと捉えられる本作ですが、最後までお互いが通じ合っていて感動しました。
大久保が頭が良かったために、悲劇を招いてしまった、
刀の時代が終わるのに、刀で殺されてしまった、など重い訴えかけだなと思いました。
脚本家の小林靖子さんは僕は好きで彼女が担当された戦隊シリーズなども感動した記憶があります。人の心情に訴える表現や演出が上手いと思います。それはまた別記事で書かせていただきます。
追記:
すみません、ジョジョと混同してました。西郷どんは別の方でしたね。
さて、本題に入ります。
第1話の妻の意味深なセリフ
第一話冒頭で、上野に西郷隆盛の銅像が置かれたシーンで、
「そんなのうちの旦那さんじゃありません!」と言ったシーンがありました。
なるほど。事実を否定するとは挑戦したなと思いました。この理由と伏線をどのように回収するのか?をテーマに謎解きをしました。
答えは最終回で暗に明かされた
敬天愛人という西郷が遺した書を家族の一員が上に飾ろうとした際に、妻が言った一言で全てが解決しました。
「人に下から仰がれて見るのは旦那様は好みません。」
それを聞いた家族はその遺書を同じ目線である地面にある座布団に置きました。
思い返すと、
第1話冒頭で西郷の銅像は高く高く祀られていました。人々はそれを地面の椅子から見上げていました。西郷の銅像は上から見下ろしている感じにカメラは捉えていました。だから妻は、「それは旦那さんじゃありません」と言ったと考えました。
僕が考えた西郷どんのテーマ
時代が変わるには責任が伴うこれを言いたかったと思います。
事実、ドラマでは西郷の死が武士の終焉を暗示していました。
今はどうでしょう?今はネットの全盛期ですがネットの次の時代は何でしょうか?
そこにどのような責任が伴うのでしょうか?
本作がなければ考えることもなかったテーマに触れられたことに、西郷どんに感謝いたします。
スタッフの方々もお疲れ様でした。来年も楽しみに視聴させていただきます。来年は韋駄天ですね。
韋駄天走は漢検1級の四字熟語のため親近感マックスです笑
漢検1級四字熟語の記事
西郷は敵味方から「先生」と慕われていました。
彼には学ぶ意思が強い人間に映りました。僕もどんどん学んで今の時代を生き抜こうと決心しました!西郷どんありがとう。
お読みいただき、ありがとうございます。