数検

数検2級に勝利する方法

多くの方が教養で目指すと言われる数学検定2級に関して、合格する方法を記事にしたいと思います。

数検1級の難易度や参考書や勉強法を漢検1級合格者が教えます数検1級って意味あるの?という意見も多い中で、今の時代、数学の魅力を再確認されて学び直そうとしている方もおられます。 (英検1級に受か...

数検2級とは?

大学受験では文系数学の範囲であり、理系受験では、薬学部などの範囲になります。

多くの高校生が数学を苦手または嫌いになる部分が出題の大半を占めるので、数学が得意な(得意であった)方が行う対策と、苦手な(苦手だった)方が行う対策が大きく異なる検定試験であります。そのため、合格難易度は受験者の層によって異なってきますね。

ただし、合格すると、大学受験のAOなどでアピールが出来、有利に働くことや、就職試験などで、例えば文系出身者が数学力のアピールに適した資格となる可能性大です。

数検2級の出題範囲

では、2級の範囲を列挙いたします。

中学数学

数検3級に合格されている方であれば、特に対策することはありません。なぜなら、後述いたします高校数学範囲で賄えるからです。

数学I

二次関数・三角比がメインになります。

二次関数は数学Ⅱの種々の関数において基本となるので、平方完成はスピーディーに出来るようにすべきです。

特に苦手な方が多い三角比の分野については

サイン・コサイン・タンジェントを1分で教えますサインとかコサインとかってキチンと理解できていますか? 学校などで暗記させられていませんか? 数検2級を目指している方で苦戦される箇...

にて補強をしています

数学A

確率・場合の数・図形がメインになります。

大学受験を考えている方は、確率分野に関しては、

もしくは、

が挙げられます。しかし、数学検定2級に合格することが目的ならば、

かなりのオーバーワークです。

ハッ確率と受かる確率の違いは、下記になります。

  1. 到達度は変わらない→共に最難関大学の確率の思考力に対応
  2. 教科書例題レベルの掲載率→ハッ確<受かる確率
  3. 学習効率の良さ→ハッ確>受かる確率

平面図形に関しては、方べきの定理・メネラウスの定理・チェバの定理が頻出です。

数学Ⅱ

微分積分・三角関数・指数対数関数・式と証明・複素数がメインになります。

大学入試のことも考えて頻度順にしました。

数検2級では、表面的な問題しか問われない

公式に代入できればOKという問題が多いため、個々の対策は不要です。

しかし、三角関数は要注意です。なぜなら、高校数学で最も公式が多い分野であるからです。ここで数学を苦手になる人が多かったのではないでしょうか?しかし、裏を返せば、怖いのはそこだけで、慣れれば安全な分野です。理系受験では、三角関数が数学Ⅲでは基本になるので、インフレが凄いですよね笑。指数対数関数でも、そうなのですが、関数の最大値・最小値を求める問題では、

  1. 適度な置き換えをして、
  2. 二次関数に帰着させ、
  3. 平方完成し、
  4. グラフを書いてお終いなパターンがいかに多いか・・・。

そのため、平方完成がスピーディーに出来ると、強いですね。

数学B

ベクトル・数列です。個人的に、ここが攻略出来ると、準1級が見えてくると感じます。

準1級の攻略法は、

数検準1級に勝利する方法数検準1級にどうやって挑むか?について記させていただきたいと思います。 https://nananairu.work/2018/11/...

この2分野の比較を列挙いたしますと、

  1. 理解のし難さ→ベクトル>数列
  2. 入り口の広さ→ベクトル<数列
  3. 出口の狭さ(挫折のし易さ)→ベクトル<数列
  4. 教科書と入試問題のギャップ→ベクトル<数列

とのことで、下記のように纏められます。

ベクトルは概念習得が難しい慣れれば実力を伸ばしやすい、数列は入り口は簡単だが、

出口付近が難しく挫折者が多いこの分野を深く理解出来なくても合格してしまうのが2級の甘い所だと思いますが、2級は表面的な理解でOKなので、妥当なラインと考えます。

お待ちかねのスーパー効率的参考書の紹介

さて、ではこれをやれば、高確率で合格点を取れる本を紹介します。

2級公式テキスト

よく纏まっている参考書です。この例題部分を回せば大丈夫だと思います。他の数学検定2級の本は、今の問題とズレているものもありますが、本書は安全です

2級過去問

以前の記事で紹介させていただいた、

大学受験数学の攻略法!教科書からでも最難関までOK皆さん、数学は得意ですか?数検や他の経験を通じて、理系文系問わず数学に苦手意識を持たれている方に、得意になっていただくべく、 中学生か...

稲荷氏の本を読んでいる方は

稲荷氏の本→2級過去問へとスムーズに繋げられるはずです。

しかも、多分2級の方が簡単だと思います。また、学校でしっかりと授業を聞いていて得意な方は、過去問のみで合格できるはずです。

では数学が苦手な方は?

本当に数学が赤点レベルの方は、本書は痒いところに手が届くような解説で苦手を消してくれます。

苦手を克服しつつあると思えて来ましたら、その後に、上述の参考書、

2級テキスト→2級過去問のステップを踏んで頂ければOKです。

2級を通して数学が苦手ではないことに気付いて下さい!

数学は高い塔のようなものであると自分はイメージしています。

塔ならば、安全に登りさえすれば、速さの差こそあれ、誰でも頂上に登れる筈です。数学の学習は、フィールズ賞を取るような天才でも、必ず、どこかで躓いて、挫折をした経験があるのです。

つまり、躓いたからと言って、苦手だ!と考えるのは、早計だと思います。実は、相応しい勉強法を実践していなかったのではないだろうか?と考えていただけると、可能性も高まり、自信にも繋がるのではないでしょうか。実際、数検2級にギリギリ合格できれば、現行のセンター数学で5〜6割は取れますので、数学が苦手な筈がありません

そして、2級に合格された暁には、さらに上へとチャレンジして頂けますと、幸いです。

お読みいただき、ありがとうございます。

POSTED COMMENT

  1. rikuroku より:

    こんにちは
    rikurokuと申します。

    space+さんの記事から飛んでまいりました。

    先日数学検定準2級に受かったばかりです。
    2019/4に数学検定2級を目指して学習していきます。

    記事とても参考になりました。
    50歳を超えて5級からやり直しているので、頭が固くなかなか理解できず苦労しております。space+さんに教えてもらいながら何とか準2級までは出来ました。

    2級公式テキスト・2級過去問は手に入れましたので頑張ってみます。
    ありがとうございました。

    • nananairu より:

      初コメントありがとうございます。
      数学検定準2級の合格おめでとうございます!
      2級は準2と比べて公式の量が2倍に増える感覚があります。
      公式の量に気持ちが負けなければ、きっと大丈夫だと信じています。
      公式の証明などは、例題を解けるようになってから、
      じっくり思考なさるのがベターだと考えます。
      始めから、定義→定理→証明→・・・
      と繰り返していたら気が滅入ります。(経験談)

      2級のテキストなど、手に入れられたのですね。
      内容の漠然とした理解→例題を考える→なぜ、この問題を出すのだろう?
      などと考えながら学習をなされば、数学は知識が定着しやすいと思います。
      「1を聞いて10を知る」をご自身の数学の勉強で心掛けられますと、
      数学的思考の経験値の爆発が起き、数学力の上昇が見込めます。
      (と自分は信じています笑)

      rikurokuさんは漢字検定1級に高得点で合格されているようで、
      自分からしたら、凄い記憶力であると、もう脱帽です。
      その知識の整理力を活かして、数学検定2級と勝負なさって下さい。
      また、お気軽にご相談下さいね。

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